今回は作品作りで使用頻度の高い金具でもある、 ホックの取り付け方をご紹介します。
必要な金具と工具の準備をして早速取り付けてみましょう。
今回はジャンパーホック大の取り付けを例に取ってご説明いたします。
画像左側:オスパーツ
画像右側:メスパーツ
ジャンパーホック(小)
ジャンパーホック(大)
ハトメ抜き8号
ハトメ抜き12号
ジャンパーホック大を取り付ける場所に、ハトメ抜き12号で穴をあけます。
(ジャンパーホック小を取り付けたい場合はハトメ抜き8号を使ってください)
AとBのオスパーツの金具を取り付けるところに1ケ所と、CとDのメスパーツを取り付けるところに1ケ所に穴をあけます。
どちらもハトメ抜き12号のサイズの穴で大丈夫です。
(ジャンパーホック小を取り付る場合はハトメ抜き8号になります)
CとDのメスパーツの金具をセットします。
Dを革の表面から差仕込んで、CとDで革をはさんで、Cを革の裏面から取り付けたら、ジャンパーホック打ち(大)で打ちつけて固定します。
(ジャンパーホック小を取り付ける場合はジャンパーホック打ち小を使ってください)
万能打ち台のくぼみのある面を上にして敷き、ホックの頭(D)とサイズのあう 丸いくぼみにホックの頭(D)を入れて作業するときれいにとまります。 (画像参照)
打ちつけるときは力強く一気に打ち込むのではなく、打ち棒が垂直になるよう気をつけながらコンコンコンと少しずつ打ちつけるのがコツです。
AとBのオスパーツの金具をセットします。 Bを革の裏面から差仕込んで、AとBで革をはさんで、Aを革の表面から取り付けたら、ジャンパーホック打ち(大)を木槌などで打ちつけて固定します。
(ジャンパーホック小を取り付ける場合はジャンパーホック打ち小を使ってください)
万能打ち台のくぼみのない面を上向きにし、敷いて作業するときれいにとまります。
どうでしたか?うまく付けられましたか。
取り付ける場所の革が薄すぎる場合は、当て革などをして厚さを調整してみてください。
製品作りなどでホックをたくさん取り付けされる方には、
ハンドプレス機と専用の各種コマ
も取り扱っています。
ハンドプレス機を使いますと、きれいにすばやく取り付けができますので 是非ご利用くださいませ。