今回はスポッツの取り付け方をご紹介します。
どんなデザインにするか決めたら必要なスポッツと工具の準備をして スポッツを取り付けてみましょう♪
スポッツを取り付ける場所に印をつけます。
スポッツの外径よりも少し内側に(すこし狭く)印をつけて穴をあけるのが綺麗につけるコツです。
印の箇所に平目打ちやハンドセッティングツールを使って穴を開けていきます。
取り付けたいスポッツのツメのサイズに応じて、穴あけの工具を使い分けましょう。
(ラウンドスポッツ3mmのようにツメの小さなスポッツは 平目打ち2mm巾をヤスリで少し細めに削って加工をしたり、または菱きりなどを使ってもいいでしょう。) 下にゴム板を敷くと作業がしやすいです。
開けた穴にスポッツのツメを差し込みます。
プライヤーなどを使ってツメを少しひっぱりぎみに引いて、内側に折り込みます。
つめを先細丸プライヤーで内側に丸めてから、革槌や木槌などでたたき革に押し込む方法も綺麗に仕上がりますよ。
革が厚かったり、小さなスポッツでツメが短く、革からツメの先端があまり出ない場合は先平プライヤーでツメの先端を少しひっぱりぎみに引いて内側に曲げてください。
プライヤーで曲げたツメを革槌や木槌などでたたいて革にくい込ませます。
裏からツメを叩くときは、表側のスポッツをつぶしたり傷つけたりしてしまわないように加減しましょう。
表のスポッツ側にはフェルトをしいたり、当て革などするといいでしょう。
それぞれのスポッツを同じ手順で取り付けたら完成です!
ダイヤモンドスポッツはツメの位置が斜めについているので、取り付けの際は、取り付ける穴の位置の計画をしっかり立てるのがポイントです。
裏面の折りたたんだツメが気になる方は、裏用革を貼ってもいいでしょう。
ひとつひとつ丁寧に取り付けて、素敵な作品を作ってください!