ハーマンオーク<ハーネス>レザーBランク
品番:#LCHOHL01B
獣脂を多量に含んだ固めの仕上がりの革。
米国ハーマンオーク社がA・B・Cとランク分けをしたうちの、Bランクに該当するハーネスレザーです。
特徴
- 用途・特徴
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米国ハーマンオーク社製のハーネスレザー。獣脂をたっぷり含んだ超極厚の牛ヌメ革。
アメリカで馬具(鞍)等の綱用製作に主に使用されます。
アウトドアユースでも並外れた耐久性を発揮します。
固めの仕上がりでありながら、カットしやすいのも特長のひとつで、アメリカの伝統的なハーネスにも使われてきました。
独特のムラ感と赤褐色の吟面が味わい深く、昔ながらの革の風合いが楽しめます。
この商品はサンプルをご用意しております。
商品説明
- 皮革詳細情報
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この革は繊維の内部に多量の獣脂を含んでいます。
気温差によっては、吟面に溶け出した獣脂が凝固して白っぽく変色する場合がございますが、革質には問題ございません。
平均デシ |
約220デシ |
厚さ |
原厚6.0 mm前後 |
染色 |
不向き |
カービング・スタンピング |
可 |
ツヤ |
なし |
ハリ |
固め |
適している物 |
小物・バッグ・ベルト |
- 商品の説明
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革の種類:ハーマンオーク(ハーネスレザー)
オイルレザー
獣脂が多量に含まれており、ナチュラルですが濃い茶色の独特な吟面です。
味わいのある吟面とオイル感が特長です。
革の上に
モーガンコインコンチョ(直径38 mm)をのせて撮影しました。
無染色
繊維の内部に獣脂が多量に含まれています。
タンニンなめしなので磨いて仕上げることが出来ます。
原厚・漉き加工
仕上げ剤を塗って磨いて仕上げることができます。
繊維の内部に獣脂が多量に含まれています。
漉き加工をすると面がキレイに揃います。(画像右)
オイルトリート+紫外線
使っていくうちに色に深みとツヤがでてきます。
画像右は
ニートフットオイルを塗り約5日間、日光浴させました。
色に深みがではじめます。
水のみで磨いた状態
コバ(革の断面)は磨いて仕上げることができます。
画像の革のコバは、水だけをふくませて
スリッカーで磨いた状態です。
このままの状態で使っていくと毛羽がでてきたりします。
脂分が多いため、マットな仕上がりになります。
LCSPコートなどで仕上げると美しいツヤを得ることができます。
平均デシサイズは、目安の大きさです。
ページの価格は「平均デシ」のサイズで計算された参考価格です。
革は一枚一枚個体差があり、大きさが異なります。実際のご購入金額とは異なりますので予めご了承ください。
革はお好きな厚さに加工ができます。
漉き作業に1~3日程度、お時間を頂いております。
シミュレーションを使って分割漉きも選択できます。
革の風合いについて
各種レザーサンプル帳や裁ち革などがございますのでそちらも合わせてご利用ください。
「1デシ」とは
1枚の革の面積(大きさ)を「デシ」とよばれる単位で表記します。
1デシは10 cm×10 cm(100 cm²)の大きさです。
例えば「220デシ」の革の場合は、面積が22000 cm²です。